伊賀/信楽
伊賀焼は、三重県伊賀市にて焼かれている陶器で、中世から始まったといわれる日本有数の古陶です。
桃山時代の天正年間後期以降、その時代の伊賀領主達より様々な茶器が焼かれ、伊賀焼の名を広めていきました。その後興廃を繰り返し、現在は茶陶はほとんど焼かれなくなっていますが、1982年11月には国から伝統的工芸品の指定を受けています。
信楽焼は、滋賀県信楽町を中心に作られた近畿地方を代表する窯地です。
その始まりは未だ明確にされていませんが、平安時代後期に常滑焼の技術を取り入れ中世窯として発展したと考えられています。
信楽焼はお隣のやきもの、伊賀焼とよく似ていて区別をつけることが困難ですが、器肌がやや粗く小石の粒が小さく多いのが特徴です。
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