奈良/伊賀/信楽(Nara/Iga/Shigaraki)
信楽/楽
信楽焼伝統工芸士である谷清右衛門氏を祖父に持つ谷穹氏は、彫刻家中ハシ克シゲ氏に師事されたのち、北村寿三氏に轆轤を、二代目北村器山氏に穴窯の指導を受け、現在は、家業の清右衛門陶房にて作陶されています。
14世紀から15世紀の中世、室町時代に作られた「古信楽」を彷彿とさせる古格ある作品の数々は、陶芸ファンのみなならず、古美術のファンからも厚い支持を得ています。
Profile
1977 滋賀県信楽町生まれ
2000 成安造形大学立体造形クラス卒業後、彫刻家中ハシ克シゲ氏のアシスタントとして国内外の展覧会に同行
2001 北村器山氏の次男北村寿三氏にロクロの指導を、二代目器山氏に穴窯の指導を受ける。その後、家業の清右衛門陶房に入る。
2007 中世の信楽に多く見られる双胴式穴窯を築窯し、毎年改良
2012 単室式穴窯築窯
http://fushikinogallery.onamae.jp/shiro_tsujimura/
奈良/伊賀/信楽(Nara/Iga/Shigaraki)
井戸/志野/引出黒/伊賀/唐津 他
茶陶の最高峰とされる「井戸茶碗」。辻村史朗さんは、この井戸茶碗の造り手として、最も有名な陶芸家の一人です。茶陶に留まらず、油絵や水墨画、書においても素晴らしい作品の数々を発表され、国内外で高い評価を得るだけでなく、各国の美術館にもその作品が収蔵されています。辻村史朗さんは、陶芸家という枠を超え、現代日本を代表する総合芸術家です。
Profile
1947 奈良県に生まれる
1965 画家(油絵)を志す
1969 作陶を始める
1977 奈良、水間にて初個展開催
1983 東京、日本橋三越本店にて個展開催、以後各地で個展開催
1993 ドイツ、フランクフルト、ジャパンアートにて個展開催、英国、ウエスト、デポンにて築窯、作陶を行う
1994 ロンドン、ギャラリーベッソンにて個展開催、ドイツ、フランクフルト、ジャパンアートにて個展開催
1999 裏千家茶道資料館にて「辻村史朗 壺と茶碗展」開催
2003 ニューヨーク、ギャラリー古今にて個展開催
2007 ベネチア、ビエンナーレアルテンポ館へ招待
2009 パリ、吉井画廊にて個展開催